SwitchをPCでチート JNoexs(Noexes)の使い方(FW 13.0対応)

2021年1月6日ゲーム

CFWを使えるSwitchだと、EdiZonでチートができます。
すでにチートコードがあればそれを使えばよいのですが、ない場合は自分でメモリサーチすることになります。
Switch本体だけでもメモリサーチはできますが、JNoexsを使ってPCからメモリサーチする方が楽ちんです。

というわけで、今回はJNoexsを使ったチート環境の構築方法を紹介します。

2021/10/16 更新
Atmosphere 1.0以上の環境に対応できるように記事の内容を更新しました。

ちなみに、PS4のチートは下記の記事で紹介しています。

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対象読者

  • ゲームは好きだけどプレイ時間をあまり確保できないので、手っ取り早く進めたい人
  • オンラインゲームのチートや有料アイテムの不正入手などはやらない人
  • 自分で調べながら進められる人
  • ※CFWを使用するとBANされるリスクがあります

使用するもの

※この記事は下記のバージョンで実施したときのものです。

Switch側

(参考)旧バージョンのAtmosphereでは下記のような組み合わせで動かしていました。

PC側

  • Windows 10
  • Java 10 ※JREでOK。Java 15など、新しいバージョンのJavaでは動作しませんでした
  • JNoexsClient(tomvita) v1.4.155a
    以前の記事ではmdbell氏のものを使っていましたが、Switch FW 12.0あたりから接続できない様子。
    より新しいライブラリに対応されているtomvita氏のものを使います。

Switch側の準備

SwitchでCFWを起動する方法は他のサイトを参考にしてください。
ここでは、hekateからAtmosphereを起動できるものとして説明します。

ツール類をSDカードに配置する

EdiZon SE を SDカード\switch\EdiZon に配置する。

以下のものを SDカード\atmosphere\contents に配置する。

  • Noexes …「054e4f4558454000」フォルダ
  • nx-ovlloader … 「420000000007E51A」フォルダ

SDカード\atmosphere\contents の中はこのようになる。他のフォルダが存在しても大丈夫。

以下のものを SDカード\switch\.overlays に配置する。

EdiZon Overlayは「Get the latest EdiZon overlay for Tesla here.」と書かれている箇所からダウンロードできる。

SDカード\switch\.overlays の中はこのようになる。他のファイルが入っていても大丈夫。

正しく準備できているか確認する

以下の手順でNoexesをONにできればOK
Tesla-Menuが表示されなかったり、Noexsが表示されない場合は準備作業を見直してみる。

  1. Atmosphereを起動する。
  2. Lキー + 下ボタン + Rスティック を同時押しする。(Tesla-Menuを表示させる)
  3. Sysmodulesを選択する。
  4. NoexesをONにする。
NoexesをOnにする

PC側の準備

Java バージョン10をインストールする

すでにPCにJava バージョン10が入っている場合はそのまま使えばOK
入っていないのならインストールする。

Javaがインストールされているか確認するには、コマンドプロンプトで"java -version"を実行する。
下記のように実行し、バージョンが10.x.xと表示された場合はインストールされている。

c:\hoge>java -version
java version "10.0.2" 2018-07-17
Java(TM) SE Runtime Environment 18.3 (build 10.0.2+13)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM 18.3 (build 10.0.2+13, mixed mode)

他のバージョンのJavaがインストールされている場合、複数のバージョンを混在させると問題が出るかもしれない。
複数バージョンの切り替え方が分からない場合は、念のため、先に別バージョンのJavaをアンインストールしておくのが無難。

Java バージョン10は下記の手順でインストールできる。

Java バージョン10をここからダウンロードする。

インストーラー有りをダウンロードした場合は、インストールするだけでOK。

インストーラー無しをダウンロードした場合は、ダウンロードした圧縮ファイルを解凍して任意の場所に配置し、「配置先\bin」(java.exeのあるところ)にパスを通す。

Windows 10 でパスを設定する場合、タスクバーの検索ボックスに「環境変数の編集」と入力し、出てきた結果から設定画面を開くのが手っ取り早い。
システム変数の「Path」を選択して、配置先\binを追加すればOK

検索ボックスで環境変数の編集を検索する
システム環境変数のPathを編集する
Javaを配置した場所を追加する

コマンドプロンプトを起動し直し、改めて"java -version"を実行すればバージョン10のJavaが動作しているはず。

JNoexsClientを配置する

JNoexsClient.jarをダウンロードし、任意の場所に配置する。

正しく準備できているか確認する

コマンドプロンプトを開き、JNoexsClient.jarを配置した場所で下記のコマンドを実行する。

java -jar JNoexsClient.jar

これでJNoexsClientが起動すればOK
起動しない場合は準備作業を見直してみる。

JNoexsを使ってSwitchのメモリをPCから検索する

JNoexsを使ったメモリ検索と値を書き換えるまでの流れを説明します。

SwitchのIPアドレス、プロセスIDを調べる

  1. Tesla-MenuでNoexesをOnにする。
  2. チートしたいゲームを起動する。
  3. Tesla-Menu → EdiZon の画面でゲームのプロセスIDを確認する。(Process ID:の値)
  4. さらにSystem Informationの画面に進み、SwitchのIPアドレスを確認する。(Local IP:の値)

下記の画像は旧バージョンのEdiZonの画面。Tesla-Menu → EdiZon → Stats の画面で、SwitchのIPアドレス、ゲームのプロセスIDを確認していた。

IPアドレス、プロセスIDを調べる

PCからSwitchのプロセスに接続する

  1. JNoexsClientを起動する。
  2. 先に調べたSwitchのIPアドレスを入力して「connect」ボタンをクリックし、Switchに接続する。(画像の①)
  3. 「Refresh Pids」ボタンをクリックし、Switchで動作しているプロセスの一覧を表示する。(画像の②)
  4. 表示された一覧から、先に調べておいたゲームのプロセスIDを選択し「Attach to Process」ボタンをクリックする。(画像の③、④)

下記の画像はmdbell氏の画面。tomvita氏のものは少し拡張されているが、ここで説明する範囲ではほぼ同じ。

ゲームのプロセスに接続する。画像では接続済みの状態

「Attach to Process」ボタンをクリックすると、Switchのゲームが停止状態になっている。
検索するところまでゲームを進める場合など、ゲームを再開するには「Resume」ボタンをクリックする。

PCからSwitchのメモリを検索する

ここでは例として「ゼルダ無双 厄災の黙示録」のルピーを増やしてみる。

改造前のルピーは764519

改造前のルピーは「764519」で、これをJNoexsClientからメモリサーチする。
JNoexsClientで「Search」タブを開き、Search OptionsのValueに目的の値を入力し「Search」ボタンをクリックする。
このとき検索値は16進数で指定する必要があるため、10進数の 764519 を16進数の BAA67 にして検索する。(画像の①、②)
ちなみに、10進数で入力して「Convert Decimal to Hex」ボタンをクリックすれば16進数に変換してくれる。

次に、検索で見つけたメモリの値を「999999」(16進数で F423F)に書き換えてみる。
値を書き換えたいメモリの位置を検索結果リストから選択し、画面右下のValueに目的の値を入力して「Poke」ボタンをクリックすれば書き換わる。(画像の③、④)

目的の値を検索し、書き換える
ルピーの値が書き換わった

今回は初回の検索でヒットした件数が少なかったが、大量にヒットした場合はゲームを進めながら検索を繰り返し、件数を絞り込んでいく。

お疲れ様でした。

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ゲームswitch,チート

Posted by moto2g