pip自体のバージョンアップ/バージョンダウン/再インストール

2021年3月3日Python,プログラミング

バージョンアップ

仮想環境に入ってから下記のコマンドを実行することで、仮想環境内のpipをアップデートできる。

python -m pip install ––upgrade pip

下記のコマンドを実行することで、システム全体のpipをアップデートできる。
※Windows環境でPythonをProgram Filesにインストールしている場合などは管理者権限が必要となる。コマンドプロンプトを管理者として実行する。

pip install ––upgrade pip

バージョンダウン

下記のようにバージョン指定することでダウングレードもできる。以下の例では仮想環境内のpipをダウングレードしている。

python -m pip install --upgrade pip==9.0.3

システム全体のpipをバージョン指定してインストールする場合は以下のようなコマンドになる。

pip install --upgrade pip==9.0.3

再インストール

pipを削除してしまった場合など、下記のコマンドでpip自体をインストールし直すことができる。
※仮想環境に入ってから実行すれば、きちんと仮想環境側にインストールされる。

python -m ensurepip --default-pip

上記はPython Packageing User Guideに掲載されている方法。
ガイドには、このコマンドで上手くpipがインストールできない場合の対処方法も載っている。
上手く行かないなら上記ページにアクセスし、「Ensure you can run pip from the command line」の項を参照してみてください。

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