「Ring Zero」がやってきた
日常生活の色々な機器の操作を簡単にできないものかと、空中を指でなぞることでスマホ等を操作できる指輪型デバイス「Ring ZERO」を購入してみました。
ひとまず動作確認のためにiPhoneと接続してジェスチャーしてみましたので、そのときの様子を紹介します。
しっかりとした箱に収められています。
日本人が開発したデバイスなので、説明書に日本語の記載もあります。海外製品にたまにある奇妙な日本語なんてこともありません。
充電器にRingを装着したところ。充電中は充電器のLEDが光ります。Ringを充電器にはめてくるくると回し、LEDが光ったらRingと充電器の端子がピッタリあったということです。
Ring用アプリをiPhoneにインストールしたら、ペアリングのためにRingを起動します。Ring本体横のタッチセンサーに触れて、本体のLEDが光れば起動はOKです。
Ring用アプリのデバイスのリストにRingが出てくるのでペアリングします。
ペアリングが完了したらチュートリアルの開始。
LEDが自分の体側、指の横中央に揃うように装着せよとのこと。親指でタッチセンサーに触れながらジェスチャーします。
ジェスチャーの練習。
まずは円を描くジェスチャー。初めての操作に戸惑いながら空中をくるり…
いびつながら認識成功です。
続いて三角形を描くジェスチャー。
ヘニョヘニョのジェスチャーですがこんなのでも認識成功となりました。
チュートリアルが終わってメイン画面。
円を描くことで予め決めておいたテキストを読み上げる、というアクションが初期設定されています。このテキスト読み上げ機能は日本語にも対応しています。発音は微妙ですが…
予め操作可能なアクションとジェスチャーのテンプレートが用意されています。ただ、対応可能なアクション数は少ないと感じています。SDKが公開されたら、自身で色々なアクションに対応させられると良いのですが…
対応したハードの操作も可能。これは電球のON/OFFができるようです。
Ringを買ったら確実にやってみたいと思っていたKeyNoteの操作は、Open URIを使って実現するみたいです。詳細は今後調べてみます。
ジェスチャーの認識結果のフィードバックを得たい場合は、設定でVibrationをONにするとよいでしょう。ジェスチャーが認識されたのかどうか、振動とビープ音で分かります。
なお、認識に失敗した場合はiOSの通知センターにも出てきます。なので、VibrationはOFFのままで、ジェスチャーの失敗はPebble Timeで受けるということも可能です。
これまで認識したジェスチャーの履歴も確認できます。
ジェスチャーを使ったゲーム。
特に面白いわけではありません
SDKが公開されたらこんなゲームも作れるようになるのかも知れません。
なかなか便利そうなのは、ジェスチャーやタッチによるカメラ操作です。スマホのカメラで撮影をする場合、両手がふさがってしまいますが、Ringを使えばスマホを持っていない手を使うことが可能です。
というわけで、この写真はRingでシャッター操作をして撮影したものです。
まずは基本機能をざっと使ってみた感想ですが、認識率はかなり良いです。手首を固定して小さくジェスチャーすると認識に失敗することがありましたが、肘から先を使って大きめにジェスチャーすれば、ほぼ思い通りに操作ができました。
また、見た目にはかなり分厚いのですが、実際に装着してみるとそれほど厚みを感じたり、他の指と干渉することもありませんでした。それに非常に軽いので、ちょっとしたデモやプレゼンの間ならずっと付けていられそうです。
今後、OpenURI、SDKについてきちんと調べてみて、アイデア検討、カスタマイズしていきたいと思います。
現在は二次元ジェスチャーにのみ対応していますが、もしかして次期Ringは三次元ジェスチャーにも対応したりするのではないかとか想像しています。
リング2 で らせん がきっとくる~?
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