F-06EのROOTをとりたくて(開発環境の構築編)

ライフハック

まず初めに…
残念ながら、現時点では、私はF-06EをROOT化する方法を分かっておりません。

2ちゃんねるに一時ROOTを取る方法について書き込みがあったので、ひとまず私も試してみたという状況です。
【ROM焼き】ARROWS NX F-06E root1の146がその書き込みです。

今回はAndroidの開発環境をセットアップするところまでを紹介します。

記事はWindows 7 home(64bit)で試した時の内容になります。
また、不要な操作ステップが含まれている可能性があります。

■JDKのセットアップ

1.JDKをダウンロードする。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

2.ダウンロードしたインストーラーを実行してJDKをインストールする。

3.下記の環境変数を登録する。
PATH JDK\binのパス
例:C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_51¥bin

JAVA_HOME JDKのパス
例:C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_51

■Android SDKのセットアップ

1.SDKをダウンロードする。
http://developer.android.com/sdk/index.html

2.ダウンロードしたファイルをインストールしたい場所に展開する。
例:C:\adt-bundle-windows-x86_64-20131030

3.下記の環境変数を登録する。
PATH SDK\platform-toolsのパス
例:C:\adt-bundle-windows-x86_64-20131030\sdk\platform-tools

4.SDKを展開したフォルダ内のSDK Manager.exeを実行し、Google USB Driverをインストールする。

■Android NDKのセットアップ

1.NDKをダウンロードする。
http://developer.android.com/tools/sdk/ndk/index.html

2.ダウンロードしたファイルをインストールしたい場所に展開する。
例:C:\android-ndk-r9c

3.下記の環境変数を登録する。
PATH NDKのパス
例:C:\android-ndk-r9c

4.Android SDKのeclipse を起動し、NDK のパスを設定する。
eclipseのメニュー - "Window" - "Preferences" - "Android" - "NDK" - "NDK Location"
例:C:\android-ndk-r9c

■adbドライバのセットアップ

1.adbドライバをダウンロードして、任意の場所に展開する。
http://spf.fmworld.net/oss/driver/f-06e/

2.F-06E本体のUSBデバッグを有効にする。
"設定" - "アプリケーション" - "開発" - "USBデバッグ"

3.PCとF-06E本体をUSB接続するとドライバを検索することになる。この検索対象の場所に手順1で展開したフォルダを指定し、ドライバをインストールする。

4.PCとF-06E本体をUSB接続した状態のままコマンドプロンプトを起動し、下記のコマンドを実行する。F-06Eに接続できればadbドライバのセットアップはできている。
adb shell

■Cygwinのセットアップ

1.Cygwinをダウンロードする。
http://cygwin.com/install.html

2.ダウンロードしたインストーラーを実行してセットアップする。
・ダウンロードするサーバを選ぶ画面では、"http://ftp.jaist.ac.jp"などの日本のサーバを選んだ方がダウンロード速度は早いと思います。
・インストールするパッケージは、"Devel"全部、"Python"全部、"Database" - "sqlite3"を選んでおく。
※インストールには結構時間がかかります

3.下記の環境変数を登録する。
PATH Cygwin\binのパス
例:C:\cygwin64\bin

4.Cygwinの".bashrc"に下記を追加する。
export ANDROID_NDK_ROOT=/cygdrive/c/android-ndk-r9c
export PATH=$PATH:/cygdrive/c/cygwin/home/windowsのユーザ名/android-ndk-r9c
export NDK_PROJECT_PATH=/cygdrive/c/android-ndk-r9c
※自身の環境にあわせて変更すること。

■Githubのインストール
※このソフトは一時ROOT取得プログラムのソースをダウンロードするためのものです。このソフトを使わなくても、WEBからソースをダウンロードすることもできるため、インストールは必須ではありません。

1.GitHub for Windowsをダウンロードする。
http://windows.github.com/

2.ダウンロードしたインストーラーを実行してGitGubをインストールする。

以上で、開発環境の構築は完了です。お疲れ様でした。