[作ってみた]液晶モニタ 10.1インチ HDMI接続
週刊アスキーで"1万2000円で2048×1536ドットのRetinaディスプレーを自作"という記事が出てから気になっていた、液晶モニタの自作を試してみました。
記事ではiPad用液晶パネルを使っていてDisplayPort接続でしたが、記事の元になったサイトではHDMI接続版も紹介されていましたので、私は10.1インチのHDMI接続モニタを試してみました。
どこか遠くでのんびり怠惰に暮らしたい 10インチの1920x1200ディスプレイも大体1万円で作ってみた
使用した機材
液晶パネル(B101UAN02)とコントローラ
液晶パネルとコントローラはaliexpressで購入しました。
記事や元サイトでは液晶パネルとコントローラを別々に購入していましたが、セットになっているものも結構売られています。液晶パネルとコントローラが合わないという心配をしなくて済むし、宅配が複数に別れるのも嫌だったので私はセットにしました。
私が購入したのはlijiang li's storeのコレ
約1万円で中国からでも送料無料。日本でパーツを揃えようとすると2万円は超えそうな感じでした。また、国際郵便なので時間がかかるかと思っていましたが、注文後1週間という早さで届きました。lijiang li's storeなかなかです。
ACアダプタ
外径:5.5mm、内径:2.1mmで、DC12V、1A以上あたりのものになるようです。
液晶パネルを取り付けるフォトフレーム(パネル、基板を貼り付ける板)
ダイソーのB5フォトフレームを購入しました。100円(^_^;)
サイズ加工の不要な薄くて丈夫な板が1枚が欲しかっただけで、コルクボート的な使い方をしています。
A4フォトフレームだとガラスなので、ガラスの内側に液晶パネルをはめ込むと画面はかなり綺麗に見えます。ただし、A4だと液晶パネルよりもかなり大きいので、余白部分を綺麗に処理しないと見た目がスカスカなのと、できるだけ軽量コンパクトに仕上げたかったので、今回は採用しませんでした。
グルーガン
基板を板につけるのに便利そうなので購入することに。100均のグルーガンは評判がいまいちだったのでAmazonにて購入しました。
作ってみる
作ってみると言っても、配線は2箇所接続するだけです。
あとはフォトフレームの板の表面に液晶パネル、裏面に基板を貼り付けます。
液晶パネルの下の方からケーブルが出たり、基板が出っ張ってたりするので、そのあたりは板に穴を開けています。
結局、グルーガンで貼り付けているのかビニールテープで固定しているのかよくわからない状況になりました
フォトフレームの内側に液晶パネルを挟み込む場合、液晶パネルの厚みがあるので難しいです。ガラスのフォトフレームであれば、力技で挟み込むことができるかもしれません。
以上、完成です。
使ってみる
完成品を最初につないだのはPS4。
10.1インチでFullHDが高密度に表示されるので非常に綺麗。
子供がTVを専有している時の臨時PS4モニタとして十分使えます。PS Vitaのリモートプレイより断然やりやすい。
その後、自分の使っているWindows PCからHDMI接続してみたところ何も表示されません。おそらく、液晶モニタがHDCPに対応していないからだと思われます。(Vita TV用のお手軽モニタとするのは避けたほうが良さそうです)
別件でPCをVGAプロジェクタに接続する用事があったので、HDMI-VGA変換アダプタを購入して使っています。こちらは問題なくFullHDまで表示できています。
はじめは箱ティッシュなどに立てかけてましたが、あまりに不安定なのでタブレットスタンドを購入しました。
裏面の基板を貼り付けた位置などにもよりますが、私はサンワサプライのフレームだけのタブレットスタンド MR-TABST3がぴったりフィットしました。
液晶モニタの保護フィルムも貼りました。10.1インチモニタ用のものを購入したのですが、高さのサイズが合わず、モニタの上下が無防備状態です。液晶モニタのサイズを測って、大きめのフィルムを購入することをおすすめします。
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